校長挨拶

令和6年4月1日

北海道小樽水産高等学校長 亀山 喜明 

 いつも本校のHPをご覧いただきありがとうございます。

 本校は明治38年「北海道庁立水産学校」として札幌市に開校され、本年で119年目を迎えます。現在「海洋漁業科」「水産食品科」「栽培漁業科」「情報通信科」の本科4学科と「漁業科」「情報通信科」の専攻科2学科を有しています。また、平成15年に3代目の現校舎が落成され、これまで以上に「海」「船」「魚」を学ぶには最高の教育環境が整うとともに、これまで数多くの生徒の自己実現のため、全教職員一丸となって教育活動を実践して参りました。

 昨年度はほとんどの教育活動が新型コロナウイルスの影響を受ける以前と同様に行われ、見学旅行や学校祭、体育大会、芸術鑑賞などの学校行事のほか、カッター実習や古平実習、施設見学、スキー授業など学校外での教育活動も滞りなく実施できました。また、ヨット部や相撲部が全国大会に出場するほか、全国水産・海洋高等学校ダイビング技能コンテストのスクーバー器材セッティング技能の部1位、北海道教育委員会が主催する探究チャレンジ・ジャパンにおいて北海道大学賞を受賞するなど、輝かしい成績とともに生徒の活躍の場が広がりました。

 本校では、実学を重んじ、基礎的・基本的な知識・技術の習得及びそれらを活用できる力、規範意識・倫理観・命を大切にする心、健やかな体など「知・徳・体」の調和のとれた発達を図り、我が国の水産業・海運業・通信業の双肩を担う人格・識見・力量を身に付けた人を育てることを教育目標としています。詳しくは、スクールミッション・スクールポリシー、グランドデザインをご覧ください。

 これからも「地域に信頼され、地域に貢献する学校」「生徒・教職員が誇りを持てる学校」「すべての教職員が持てる資質・能力を発揮し協働する学校」を目指してまいりますので、本校へのご理解とご支援を引き続きお願い申し上げます。

北海道小樽水産高等学校 歴代校長


  

 歴代  氏 名  在 任 期 間  前歴・特記事項
  1  和田 健三  明治38年 4月~明治38年 9月  北海道内務部水産課長  兼
 水産学校開設準備事務取扱
  2  藤村 信吉   明治38年 9月~明治39年 9月  北海道水産試験場長
  3  中尾 節蔵  明治39年 9月~明治42年10月  北海道庁技師  兼
 庁立水産学校教諭
  4  藤村 信吉  明治42年10月~昭和 2年 6月  欧米水産事情視察後再任
  5  柳田 玄俊  昭和 2年 6月~昭和 8年 5月  庁立小樽水産学校教頭
  6  飛島 貫冶  昭和 8年 5月~昭和34年 8月  北海道庁技師
 北海道水産試験場根室支場長
  7  橋上 宗一  昭和34年 8月~昭和41年 3月  長崎県立長崎水産高等学校長
  8  飯田 毅  昭和41年 4月~昭和46年 3月  北海道函館水産高等学校長
  9  斎藤 一郎  昭和46年 4月~昭和49年 2月
(昭和49年2月~昭和49年 3月)
 北海道常呂高等学校長
(校長事務取扱 野村 雅夫)
 10  高木 敬一  昭和49年 4月~昭和52年 2月  北海道函館水産高等学校長
(校長職務代行 西牟田 実)
 11  野村 雅夫  昭和52年 4月~昭和58年 3月  北海道厚岸水産高等学校長
 12  滝川 茂登  昭和58年 4月~昭和60年 3月  北海道厚岸水産高等学校長
 13  間山 郁三  昭和60年 4月~平成元年 3月  北海道厚岸水産高等学校長
 14  勝木 茂  平成元年 4月~平成 6年 3月  文部省初中局教科調査官
 15  松見 和幸  平成 6年 4月~平成 9年 3月  北海道厚岸水産高等学校長
 16  長尾 英一  平成 9年 4月~平成12年 3月  北海道函館水産高等学校長
 17  小越 征夫  平成12年 4月~平成14年 3月  北海道戸井高等学校長
 18  成田 安孝  平成14年 4月~平成17年 3月  北海道函館水産高等学校長
 19  谷口 潤一郎  平成17年 4月~平成21年 3月  北海道厚岸水産高等学校長
 20  齋藤 隆  平成21年 4月~平成24年 3月  北海道函館水産高等学校長
 21  村松 裕史  平成24年 4月~平成28年 3月  北海道函館水産高等学校長
 22  芹澤 良通  平成28年 4月~平成29年 3月  北海道厚岸翔洋高等学校長
 23  木村 司  平成29年 4月~令和 5年 3月  北海度厚岸翔洋高等学校長
 24  亀山 喜明  令和 5年 4月~  北海道函館水産高等学校長