卒業生の声

活躍する卒業生紹介①

本校栽培漁業科を卒業して活躍する卒業生を紹介します。第1回は登別マリンパークニクスで働く髙橋さんです。水族館で働く事を目標にしている中学生は是非参考にしてみてください。髙橋さんはいかにして夢をつかむことができたのでしょうか?

 

 

勤務先:登別マリンパークニクス
髙橋 佑果 さん
朝里中学校出身 小樽水産高校 栽培漁業科 平成29年度卒業生

 

 

~高校時代~
・魚が大好きで、古平実習や水産クラブなどが大好きだった。
・生物同好会に所属し、水槽部屋で生き物のお世話をしているのが楽しかった。
・成績順に進路先の選択幅が広がるので、自分の夢に近づけるように、勉強や授業を頑張っていた。魚関係の勉強は得意だったが、普通教科は苦手だった。
・当時は水族館実習などもなく、髙橋さんのクラスには水族館就職希望者が数名いたが、進路活動が始まったら希望が変わっていた。

~就職に至るまで~
・小さいころから生き物が好きで、将来は生き物に関わる仕事がしたいと思っていた。
・小学校の時、水族館のバックヤード体験をして、水族館で働きたいと思った。そこからずっと夢だった。
・高校3年生の時、水族館からの求人がなかった。当時の担任・副担任の先生・学科の先生が、たくさんの水族館に問い合わせて下さって、登別マリンパークニクスが、面接をしてくれることになった。(3年生の10~11月頃に面接・内定)※現在は契約社員を経て本人の努力次第で正社員。

~現在~
・高校卒業後アルバイトとして就職。2021年よりアルバイトから正社員になった。
・現在6年目の飼育員。就職当時より魚類・ペンギンの担当をしている。加えて2023年より広報担当もしている。
・水族館の役割は「種の保存、教育、調査・研究、レクリエーション」の4つであり、
その中の1つ調査・研究では、「コクテンフグの常同行動について」「チャイロマルハタの腹腔内貯留ガス抜気処置」について取り組みを行った。全国の水族館が集まる会議で2つの取り組みについて発表を行った。
・水族館での主な仕事内容は、水槽掃除・給餌・解説版作成・SNS投稿などの裏の仕事から、ペンギンのパレードや給餌解説などの表に立つ仕事までオールマイティに行っている。お客さんの前に立つことが初めは苦手だったが、今はお客さんと接することが楽しい。
・水族館は生き物を伝える場所であり多くの知識がなければならないため、学生時代より勉強をしている。好きなことなので勉強するのが楽しい。
・水族館に役立つことが載っているため現在でも、水産高校で使っていた教科書を読むことがある。
・専門学校にも行ってみたかったが、専門学校とは違った視点から学ぶことができたので、水産高校でよかったと今では思っている。

~高校生へのメッセージ~
自分のやりたいことができるように、今は勉強を頑張って下さい。
皆さんのために先生方が見えないところで、たくさん頑張ってくれているので、日頃から感謝の気持ちは忘れずに持っていてください。
やりたいことを諦めずに追いかけ続けたら、私も夢が叶ったので、きっと大丈夫!!
やりたいことを叶えるためなら、先生に迷惑かけても大丈夫!

 

 

 

いかがでしたでしょうか?水族館で働く夢をもったみなさん本校で学んでみませんか?